象と空

一度きり出会いに出会う花いちご

一度きり出会いに出会う花いちご

この出会いは一度きりだろうなと
感じてしまう出会いに出会うことがある。
老いてきた証左であろう。
とくに、花を見たりすると
そんな気がする。
「一期一会」と言うんだろうか?
この句はその「一期一会」を感じているという句。

なんか能書きだけが多くなる作品。

風車空空回り肩車

風車空空回り肩車

(かざぐるま そらからまわり かたぐるま)と読む。

1ヶ月ぶりの投稿である。

その間、30句あまりは書いたのであるが
どうしても発表できなかった。

「私の原点」に戻って1句、投稿する。
流れが変わるかもしれない、と。

春寒よ庭でゴトリと音がする

春寒よ庭でゴトリと音がする

東日本大震災を想って一句書いた。
上手ではないけれど、とにかく忘れたくないから。

私にはカラダのどかこに
正確には背中あたりに
阪神大震災の記憶がある。

東北の人も、熊本の人も
それぞれに、どこかに自然の脅威を
記憶して
ずっと生きていくのだろう・・・。

どこかの首相が
「6年経ったから」大震災の記者会見はやめたそうだ。
「6年経ったから」原発付近の避難を解除という報道もある。

被災者へのあまりにも想いのない
行動に怒りを覚える・・・。



春おぼろとろとろうつろ鶏そぼろ

春おぼろとろとろうつろ鶏そぼろ

やや過剰とは思いつつ
久しぶりに自分でも納得の作品。

春寒ではありますが、
なんともとろとろの
春昼なのであります。

薄氷右足前足千鳥足

薄氷右足前足千鳥足

特別な意味はないけれど
「薄氷」の前での躊躇を描いたもの。
漢字と「足」で構成しているところがポイント。
(そんなこと判っていますね・・・)

今日で2月も終わり。
やっぱり2月は早い。

3月を迎えるに当たって
冬色の残る作品はとりあえず
大公開!

春浅い木の実木のまま寝転がる 

春浅い木の実木のまま寝転がる 

すっかり春めいてきた。
森の林の中では
秋に落ちた木の実が散乱している。
もう、かなり傷ついたりして。

そんな風景を描いたつもり。
もちろん、象徴詩として。

今年は「俳句とはなにか?」を
問い直している。

個人的にはこの作品も答えのひとつ。
パロディというよりは
多くの人のアタマにある言葉を
違ったカタチでよみがえらせている。
俳句の「口誦(こうしょう)性」の確認。

じいちゃんも恵方巻き巻き北北西

じいちゃんも恵方巻き巻き北北西

スーパーへ買い物に寄ったら人だかり。
ちょうどお昼時だから?
恵方巻きを求める人の列。
298円から1000円まで。
店頭で一句、できました。



鳥の声初夢かしら鳥の声

鳥の声初夢かしら鳥の声

初句会の「兼題:初夢」に投句した作品。

気持ち的に

鳥の声初夢うつつ鳥の声

非常に迷った・・・いまも。

初雪よ抜き足差し足ゆきどまり

初雪よ抜き足差し足ゆきどまり

新年に入って二週間。
うっかりしていた。
今年、ここに一度も作品をアップしていなかった。

昨日から大寒波がやってくると大騒ぎ。
ところが大阪はいまのところ
雪が舞ったくらい。
晝はぽかぽかと日なったぼっこ日和なのだ。

と油断していると
抜き足差し足、雪がやってくるかもしれない。


鮫にひれしんにゅうよりはへんである

  鮫にひれしんにゅうよりはへんである

今年最終の作品がこれでいいかどうか・・?

作者としてはこの判りにくさ、
つまりすべてを読者の妄想に頼りきっているところを
とても気に入っている。

某句会に投句したときは
 鮫眠るしんにゅうよりはへんである

修正したために、説明的になったような気もする。

来る年はさらに読者の妄想を刺激する
作品が書けたらと思う。

今年はこれでちゃん!ちゃん!