象と空

にんじんよ希望はあるかと問うてみる

<兼題>
多くの句会で兼題なるものが出される。
俳句を創作文芸と思っている私は
それを一種の訓練あるいはテーマ
としてこなそうと考えている。
創作文芸には押しつけられて書く行為は
基本的には存在しないから。

その兼題、多くは季語から選ばれるが
とんでもない題が出る場合もある。

先日、出た兼題に「にんじん」
なるものがあった。
「にんじん」は冬の季語だそうだが
季語についてはまた別の機会に・・。

書き手としては「にんじん」は
とても扱いにくいと考え続けた。
テーマとするには漠然としすぎ。
具体的にはとらえどころが薄い。

苦労して書いた作品が次の2句。

 にんじんを乱切りにする平和かな

 にんじんよ希望はあるかと問うてみる

1句目は「乱切り」という料理法に対して「平和」。
2句目は「にんじん」を人に見立てる方法。
(どんな人かはまた別の機会に)

難しい兼題の謎解きのひとつを紹介した。
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