象と空

ほ~方言をつかえばいいのに

蝉の声がてらがてらに生きている  
油照り浪花のおこしおこしやす  
口癖は「ぼちぼちでんな」遠花火
大阪弁の俳句をたくさんつくった。
大阪人ではないけれど、大阪が大好きだから。
京都から大阪に居を移して感じたことは大阪の「自由さ」。
(京都は形式の街で、それはそれで魅力。)
何でもありで、親しみやすい街だと思う。
俳句もどこか庶民的、生活的になる。

「俳句やってまんねん」というと、
「風流ですな」と返ってくる。
俳句は「わび」とか「さび」といった、
ちょっとすました世界と思われがち。
でも、実は「滑稽」も俳句らしい。
貴族のものであった和歌、短歌とは出自が違うから、
俳句は大いにくだけたい。
(最近は俳句より短歌の方がずっとくだけている場合がある。)

方言が「滑稽」というのではないが、
方言で俳句を描く人が少ないのは事実。
たとえば、生活感を大事にするには方言はとても効果的。
そんな大阪弁生活俳句を紹介しよう。作者は小寺勇。
  
  悪いこと言わへん風邪なら寝るこっちゃ
  路地はえぇで夕すずみんなで共有し
  蚊に覚めてほべたでぼちんめくら打ち

生き生きとしていて、潔いと思うがいかが?
小寺の名誉のために?大阪弁でない作品も挙げておく。

  生きるとは食べることにて秋高し
  仲良しのまま子まま母赤のまんま

主旨がずれてしまった。
方言、いま私たちが日常で使っている言葉。
どんどん俳句の中に入れ込む。
それが俳句を生き生きさせるコツである。
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コメント


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知りませんでした.....俳句が滑稽やなんて。
滑稽=短歌(風刺)やとおもてました。

jessica | URL | 2011年05月10日(Tue)20:17 [EDIT]


 

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