象と空

寒星やいつか来た道この道は

寒星やいつか来た道この道は

引き際のきわのあたりの雪女

引き際の悪さを引きずって
新しい年を迎えようとしています。
来る年も相変わらずに言葉遊びを中心に
雪のように消えてなくならないよう
邁進します。
どうぞご贔屓に。

皆さまのさらなる飛躍とご活躍を
お祈りします。


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狐火やヘリウム吸って子ギツネコン

 狐火やヘリウム吸って子ギツネコン

年の瀬、何かだまされているような、
だまされていないよなあ。

年内にもう一回更新したくて
少し軽い1句。

母は背ではははと笑う花野かな

母は背ではははと笑う花野かな

仮名で書けば
「はははせではははとわらうはなのかな」となる。
初めは母をかなにして、このように書いていた。
ははは背ではははと笑う花野かな

もうひとつ。
句の中身を判ってもらえるだろうか。

心配の多い作品。
でも、可愛い作品。
某句会に出句した。

冬夕焼け王朝という装置かな

 冬夕焼け王朝という装置かな

 湯豆腐をロダンとともに始めたり

旧作シリーズ第3弾。
少し大仰な言い回しをしたがるタイプ・・。

春の路地ひとつ間違え浄土かな

 春の路地ひとつ間違え浄土かな

 菜の花と一緒に帰る昭和かな

今回も1998年の青山俳句工場向上句会に
投句した作品。
この頃はすらすらとこんな俳句が書けたのに
いまはそれが出来ない。
アタマでっかちになっているのだろうな・・。

今年も残すところわずか。
できれば今年の記念すべき作品を
次回は発表したいが・・・?
たいした作品がない・・・。

大寒のたとえば鬼がすしにぎる

訳あって若い頃の作品を整理している。
いずれ原稿としてまとめる予定。
その前に、ここに載録するのもいいかな・・。
何回になるか判らないけれど
歳末企画です。

 大寒のたとえば鬼がすしにぎる

 花冷えやメロンパンが二つある

「青山俳句工場向上句会」に投句した作品。
1997年頃?
「大寒」の句は、そのご次のように変えた。
 大寒やたとえば鬼が寿司にぎる
どちらがいいか、いまでも迷う。

2句目以降、「メロンパン」の句を数多く書いた。

実が落ちる樫よかりんよ堪忍よ

 実が落ちる樫よかりんよ堪忍よ

樫の実(どんぐり)とかりんの実が落ちることの
寂しさを書いている(つもり)。
しかし、
「貸しよ、借りんよ、堪忍よ」とも
読めるのである。
家の裏に樫の木、かりんの木はオモテに
植えたというどこかの地方の俗習をもじってみた。