象と空

新米の兵士ほどほど穀潰し

新米が出回ってきた。
新米の甘さともちもち感は
この上なく食をすすめる。
ただ、社会では「新米」は
ある種の差別用語。

 新米の兵士ほどほど穀潰し

こんな駄洒落のような句を書いてみた。

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かとかにかとにかくかにはかわのなか

残暑お見舞い。

とにかくそんな気分の一句。

 蚊と蚊に蚊とにかくカニは川のなか
 (かとかにかとにかくかにはかわのなか)

あほなことがすきなのです。

猫追って鬼灯抱いて幼妻

お盆の最後に叙情的な一句。

 猫追って鬼灯抱いて幼妻

「鬼灯」の「鬼」の文字と「幼妻」の文字に
昭和の叙情みたいなものを託したのだが。
最近、こういう作品を書かないので
大いに迷っての一句でもあります。

故郷や一姫二太郎三なすび

お盆である。
駅はごったがえしている。
自動改札に戸惑う人、
乗り換えを訪ねる人などなど。
そんな混乱から脱出して
故郷へ帰る人の気分。
故郷や一姫二太郎三なすび

この句もある句会に出句したが
反応は鈍かった(笑)。

桃腐る入口出口阿部完市

台風が近畿を通過中らしい。
雨がかなり強くなってきた。
風も出てきた。
こんな時、セミの声が聞こえる。
必死に鳴いている。
大阪で言う「アホ」なセミです。

「アホ」なセミに便乗じて一句。

 桃腐る入口出口阿部完市

やっぱり、こちらも「アホ」です。
阿部完市さんにはなんの恨みも罪もありません。はい!

胡瓜もむこりこりゴリラ肩のこり

このブログは実験劇場。
とはいえ、ここで自信を付けさせてもらった作品は
時々、句会に出句する。
しかしながら、まったく相手にされない。
評判がよくないのはわかる。
しかし、相手にしてもらえないのは困る。

たとえば、こんな句だ。
胡瓜もむこりこりゴリラ肩のこり

やっぱり相手にならない??

短夜や妖怪変化膝栗毛

 短夜や妖怪変化膝栗毛

夏の夜の闇は何かが起きる?
興味津々なのであります。
そんな気持ちをコミカルに表現した(つもり)。