象と空

花の中コントラバスを担ぐ人

目に見える風景を作品にしてみた。
写生ということではなく
クローズアップという視点。


 花の中コントラバスを担ぐ人

 マネキンの赤いルージュよ春の泥

いつの間にか三月が終わり、四月へ。
サクラは言うにおよばず、花々が一斉に咲き始め
こころ踊らせる。

四月が明るく、いきいきとした
時間であって欲しい。

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春場所や独りよがりの切り返し

子どの頃、相撲が大好きだった。
本場所はもちろん、巡業を観に行ったり
東京・両国の相撲部屋で
いまで言う「出待ち」をしたり。
春日野部屋と高島部屋が好きだった・・・。

カミングアウトだけれど
中学生の頃、相撲部に入ったりもした。
(けがで夏休みまでのほんの短い期間だったが)

高校生になると
そんな相撲とすっかり疎遠になった。

成人しても相撲への関心はうすいのだけれど、
大阪場所(三月場所、春場所と呼び方がある)だけは
なにかしら意識してしまう。
今年の大阪場所も残り少ない。
ざんばら髪の「お相撲さん」に駅などで
会ったりする。
春を感じ、たいへんうれしくなる。

大阪場所は冬から春へ季節が変わる
期待の大きい場所なのだ。


 春場所や独りよがりの切り返し

春だから「切り返し」したいです。

ふわふわは春のスカートふわふわは

つくづく考える。
俳句を書くには勇気がいるな。

つまらない伝統や旧弊にどれだけ縛られているか?
縛りを解こうと気合いをいれていたつもりが
なぜかまた縛りの中にある・・・。

勇気だよ、勇気。
解放なのだよ。


 ふわふわは春のスカートふわふわは

 ピアノ曲3月11日の空気

どうか勇気をチカラに!!

花粉来る二時五分のような昼下がり

 花粉来る二時五分のような昼下がり

 春の雪書き方教室開校す

今回は気候というか自然現象の2句。
寒の戻りのような寒さがあったり
行動範囲が狭いと
どうしても身の回りから
素材を探そうとして
こういうふうに平凡になってしまう。

もっとアグレッシブルに。
そうだ、俳句も「アグレッシブル」が必要なのだ。

口開いたなにわのはにわ春の雨

「なにわ」を素材に作品を書いている。


 口開いたなにわのはにわ春の雨

 なにわとはところどころに春の穴

地名を入れたり、固有名詞を使ったりすると
スランプが突破できることがある。

今回は「なにわ」で恩恵を受けることができればと。

地名や固有名詞にはイメージが備わっていて
それが「詩の素」になることがあるのだろう。