象と空

ひねり

気持ちのいい季節だから
気持ちのいい作品を。
と思う心を裏切って、
この季節こそのひねり・・?

 葉桜に裏切られており陰陽師

「陰陽師」とはいわば占い師。
その占い師が裏切られる。
葉桜の気持ちのいい季節の出来事。

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下敷き

「一寸先は闇」という熟語から
こんな作品が生まれた。

 二行目の一寸先は春の闇

もうひとつ「二行」と「一寸」に
配慮をしてみた。
「三行目」はどうかとか
「夏の闇」はどうかという
議論はなしにしたい。

本歌あり

純粋に本歌取りではないけれど
誰もが知っているフレーズを生かして
作品をつくる・・・。

 蛇の子や誰か故郷を想わざる

対の

対の句をつくってみた。
人生訓のような。

 合歓の花近くて遠い親子かな

 合歓の花遠くて近い男女かな

忌日

俳句にはよく登場する「忌日」。
いままで一度も使ったことがなかったが
テスト的に使ってみた。

 一頭の馬に会いたし菜の花忌 

「菜の花忌」は司馬遼太郎らしい。
うまくいっているのかどうか
実感がない。

自画自賛

 牛乳の白さにはっと花腐し

自分で言うのもなんだけど
こんな句が書けるようになったとは!
瞬間、俳句のカタチになってしまう。
思いもよらない出来事に
作者としても戸惑うばかり。

作品の質より
瞬間芸の鮮やかさに自画自賛。

意外な「意外性」

意外性をいつも探っているが
意外な「意外性」って難しい!
さしずめ、これでどうだ!

 葉桜に欺かれては高野豆腐

「ような」

 白木蓮神隠しに遭うような

こんな風に「ような」を使って
文字面以上のイメージをつくる俳句作家がいる。
いつも羨ましく思っていて
いつか真似をしようと
いくつかつくってみたが・・・。
そのうちの一つ。

ああ、ちょうどいい?

ときどき、こんな感じ!と
すらすら1句が書けるときがある。
言葉が天から「降りてくる」というか?

 立ちくらみ白木蓮を偏愛す

推敲もしていない。
素地のママの作品。

抽象

今日は4月4日。

四月四日。
ときめくような字面。
漢字にすると左右対称にもなる。
それ自体が詩のよう。

いつもとは違う世界のような。
きわめて異次元。

意味もなく
理屈を超えて
四月四日が気になる。
詩人にされてしまいそう。

 レゴのように四月四日を分解す

軽み

ひとつの方向として
軽い、調子のいい作品を
書きたいと盛んに挑戦している。

 盆暗と呼ばれるうちが華の花

盆暗とは、ばくちで盆の上の勝負に暗い意から
ぼんやりとしていて、見通しの利かない人のことを
言うらしい。
そこに面白さを求めた作品。

昨日の次の句も「軽み」に入れたい。
 もし誰かもしもしあなた桃のはな

投句

昨日はある句会に初参加。
投句は無難に、穏やかに(笑)

 もし誰かもしもしあなた桃のはな

 物売りの声に傷つく春の昼

 聖堂にその他大勢水仙香

「もし」は評判よかった?